小栗旬:藤原竜也と“巌流島の対決” [今日の芸能人]

蜷川幸雄さん(73)演出の舞台「ムサシ」(井上ひさし作)に、俳優の藤原竜也さん(26)と小栗旬さん(26)が出演することになり、8日、東京都内で制作発表が開かれた。主演の宮本武蔵を藤原さんが、ライバルの佐々木小次郎を小栗さんが演じる。03年、同じく蜷川さん演出の「ハムレット」で共演し、プライベートでも仲がいいという2人は、それぞれ「僕のほうは準備できていますので、楽しみにしていてください。あとは演出家次第かな」(藤原さん)、「まだ準備ができていないので、のらりくらりとやっていけたら」(小栗さん)と、役柄とは逆のキャラクターで準備を進めているようだった。 これまで、数多くの蜷川作品に出演している藤原さんは、「蜷川さんのけいこ場は、どんな変化球を投げられても返さないといけないので、小栗君と一緒に必死についていきたい」と意気込みを語った。07年の蜷川さん演出の舞台「カリギュラ」で主演し、評判となった小栗さんは、「僕は何もないです。スポンジでいようと思っています」とマイペース。会見場から去る際に、報道陣から交際中の山田優さんと「初日の出を見に行ったのか」と聞かれた小栗さんは、苦笑いしながら「しつこいですよ」と答えていた。

 剣豪の2人を新たな視点で描くのは、作家の井上ひさしさん(74)。井上さんは、手段を選ばず勝ちにこだわった宮本武蔵が主人公であることから、「人を殺してまで成長していく人間を、なぜヒーローとして考えたのか。読者としての自己批判で展開していくと思います」と脚本について説明した。また、豪華な若手俳優陣をメインキャストに迎えていることから、「外は7万トンクラスの豪華客船。見えない部分の竜骨は『なぜ人を殺すことが成長なのか』という部分です」と話していた。蜷川さんは、「私たちは全員、佐々木小次郎です。武蔵(=井上さん)が船に乗ってくるのを巌流島で待っています」と、まだ完成していない井上さんの脚本に期待を寄せた。

 共演は、鈴木杏さん、辻萬長さん、吉田鋼太郎さん、白石加代子さん。3月4日から4月19日まで「さいたま芸術劇場」で、4月25日から5月10日まで大阪のシアター・ドラマシティで上演される。







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