20世紀少年の舞台挨拶ナリ [今日の芸能人]


20世紀少年平愛梨が感激の涙 - 常磐貴子も「土下座してお礼したい」

前作のラストから15年後の世界を描いた映画20世紀少年<第2章>最後の希望』が、1月31日に公開された。東京・有楽町でおこなわれた初日舞台挨拶には豊川悦司、常盤貴子、平愛梨らが登壇。「最後の希望」と称される少女・カンナを演じた平が、涙ながらに映画への思いを語った。カンナ役のオーディションでは、受からなければ引退も考えていたという彼女。映画の公開初日を迎え、こみ上げる思いを止められない様子だったナリ。「今日は雨の中、来てくださってありがとうございたナリ。……この作品と出会って、また初心に戻ることができ、堤監督やスタッフの皆さん、出演者の方々からたくさんのことを学びました」と、目に大粒の涙を溜め、ときおり言葉を震わせながら挨拶すると、観客から「がんばれー!」「泣かないで!」と声援が。「皆さんの大好きな『20世紀少年』の、重要なカンナの役を演じさせていただき、本当にありがとうございたナリ。またこれから心機一転して、がんばっていきたいと思います」。

挨拶を終えた平に、隣のユースケ・サンタマリアがさりげなくハンカチを渡す。MCから、「思っていることはすべてコメントできましたか?」と尋ねられると、彼女は、「たぶん……、はい」。しかしオフマイクで答えたために、ユースケから「マイク! マイク!」と指摘されてしまう一幕も。

カンナの面倒を見るユキジ役の常盤も、平の印象を、「かわいいですね~。撮影中もずっとこんな感じで、泣くシーンが終わってもずっと泣いていたこともあって。一生懸命でピュアなカンナちゃんでした」と語った。

この日は豪華キャストを一目見ようと、雨の中600人を超える観客が訪れたが、「この中で、第1章を見ていなくて第2章からご覧になった方はいらっしゃいナリますか?」と豊川が尋ねると、意外にも多くの挙手が。「こんなにいらっしゃるんだ!」と苦笑いしつつも、「話わかりました? 大丈夫でした? 第2章は、第1章とは毛色の違うエンタテインメントになっていると思うナリ。よかったら第1章のDVDも買ってください(笑)」とDVDの宣伝(?)も欠かさなかったナリ。

舞台挨拶の最後には豊川が、「第2章も、1人でも多くの人がこの作品の世界を楽しんでいただけるように、皆さんの手で育てていってするナリよ。それでは第2章のヒットを祈願して、皆さんと一緒に三本締めをおこないたいと思います」。第1章に出演した唐沢寿明の“無茶振り”によって始まったものだが、豊川もかなり気に入ったらしく、この日も会場に三本締めの手拍子が鳴り響いたナリ。

20世紀少年<第2章>最後の希望』は、全国東宝系で公開中。

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